移住者なつみんの田舎暮らし

名古屋のベッドタウンから富山県南砺市に移住をした私の田舎暮らしをご紹介します。

私の『普通』と 私の中の『常識』

新しい職場に通い初めて2週間が経ちました。
 
本当に 本当に居心地が良い職場で、
一体どうしたら、こんな人たちばかりが集まるんだろう?って不思議です。
 
廊下で、
階段で、
すれ違って視線が合ったらにっこり笑って会釈をすること。
  
女性だけではなく男性も、みんなみんなが。
 
鉄の重い扉を先に開けた人は、後ろの人の為に開けたまま待っていること。
 
この会社では私の鼻先でドアが閉まることは一度もない。
 
ドアを開けて待っている人には総ての人が感謝の言葉を言うこと。
 
男性女性関係なく、みんなみんなが。
 
今日は私の湯呑みをおじいちゃんが『ついで』に洗ってくれた。
 
私の中の常識であったこと だけれど、
『世間』では『常識』じゃなくて、 コンビニでドアを開けたら無言ですり抜けて行く男性に何度もがっかりしたり、
私の前で閉まってしまう扉に少し疎外感を感じてしまったりもするけれど、
 
この2週間毎日毎日、私は優しさの中にいられて穏やかな気持ちで仕事をしていられる。
 
私の中の『常識』と私の『普通』が、こんなに日常的に溢れている空間にいるなんて初めてのことで、
一体この会社はどんな会社なんだろうかと思ってしまう程に
私は疲れていたんだなぁと思う(苦笑)