『今』の自分を受け入れる - 移住者なつみんの田舎暮らし

これは、２０１５年５月１７日に　アメブロで公開した記事です。

『今』の自分を　受け入れる

ブロ友さんがある人から言われた言葉について記事にしていました。

今の自分を受け入れて　過去ではなく未来を向いて生きていけば良いのでは？

そんな内容だった気がします。

うつ病だったろ、家事が全くできない自分を否定して、
こんな私は生きている価値なんてないと思って、
料理が作れなくても
掃除ができなくても
そんな私が今の私の精一杯である　と認めること　は、とても大変な作業でした。

去年　向精神薬を完全断薬をして、「少なくとも３ヶ月は　私は使い物にならないから」と宣言して、実際本当に家に引きこもりました。
そう宣言した　その時が、断薬した乖離症状と戦っているんだから仕方がないと諦めて、

私が何もできない自分を認めて受け入れた瞬間だったのかも知れません。

乖離症状から抜け出しつつあったときに　「これは乖離症状じゃないのか？」と自分を観察していることに疲れてしまって、こう考えました。

歯を食いしばっている『今』が　デフォルトの状態
肩が凝り固まっている『今』が　デフォルトの状態
疲れやすくてすぐ動けなくなる『今』が　デフォルトの状態
脳が働かなくて　すぐ忘れてしまう　記憶力が全くない『今』がデフォルトの状態
視力が怪しく　利き目が交互に入れ替わる『今』がデフォルトの状態

『今』の　この状態が　私のデフォルトで、これ以上でも　これ以下でもない。

私は　私の全部を　丸ごと引き受けて、丸ごと受け入れた　生まれて初めて行った　私の中だけの宣言だったんだと思います。

料理ができない私が　今の私なんだから、認めないわけにいかない　とか
掃除ができない私が　今の私なんだから、仕方がないから見つめざるを得ない　とかじゃなく、

説明できているのか　分からないけれど、

掃除ができないけど、
料理も作れないけれど、

これが　『今』の精一杯の私だ　文句があるか？
これが　『今』の精一杯の私で、私は満足しているから　変わる必要なんてない。

そんな気持ちでした。
特に　乖離症状ってのは　誰とも比べることなんてできなかったので、
「他の誰かなんてどうでも良い！『私』は　『私』で良いんじゃん！」って思ったのも　大きいかも知れません。

『ありのまま』の自分とは

去年ブームになった　『ありのままの自分』というキーワードは、

『今』の自分を赦し、認めて、包み込むこと　だったのかも知れません。

今の私で十分満足。
明日は明日の私になって、それはそれで満足。
どんな私だろうと　私は私で　何一つ変わらなくて、
そんな自分でよいと思うこと。

絶えず　『今』が　１００点満点。

それが　『今』の自分を受け入れること　なんじゃないかな？って思います。