移住者なつみんの田舎暮らし

名古屋のベッドタウンから富山県南砺市に移住をした私の田舎暮らしをご紹介します。

南砺移住計画 ~ 具体的なお話をする&聞く 2 ~

壮大な現在進行形のお話を体験順に少しずつお話します。

お付き合い頂けたら嬉しいです。

こちらの記事の続きになります。

1.南砺移住計画 ~ 移住したいと思った理由 ~ - 夏海のお部屋~虹の架け橋~

2.南砺移住計画 ~ 初めの一歩 ~ - 夏海のお部屋~虹の架け橋~

3.南砺移住計画 ~ 具体的なお話をする&聞く 1 ~ - 夏海のお部屋~虹の架け橋~

 

ステップ1 具体的に動く

平日に南砺市に行こうと計画をした目的は、公的機関が稼動しているから。

 

私たち夫婦が出会ったのは『職業訓練校』という場所で、

なので、失業保険を貰いながら

スキルを磨くための授業料が 無料で受けられる学校がある

ということを知っていていました。

 

どんなことであっても、

知っていること や

体験したこと は、

知らない、経験したことがない人よりも強いんです。実は。

 

何が強いのか?ですが、

知っていることによって、選択肢が広がるから です。

問題が発生した時に、

同じような経験から応用して答えを引っ張り出すことができる。

これは、大きな強みだと私は思っています。

 

『職業』というものは、その県や場所によって重きを置いている『もの』が違います。

『せともの』という名前で有名な愛知県瀬戸市には、陶芸家になる為の職業訓練校があったりします。

今ならば、介護の仕事の為の資格も取得できる職業訓練校があったりします。

 

だから、きっと農業でも同じように『職業訓練校』があるに違いないと思っていました。

そういうものは インターネットでも検索することができますが、

地元の人からの情報の方が はるかに『使える』ものだったりするので、

私はデジタルだけではなく、アナログ的な探し方をするのも好きです。

南砺で暮らしません課へ

電話だけでかなり盛り上がり、

当日の朝に不動産屋さんにも行くことを伝えてあったので、

移住することが本気であることが伝わっていたのか、

それとも南砺市が移住にとても協力的な街なのかは分からないのですが、

ご自身が家族そろっての移住をされた方で、

現在移住者のサポートをしている方とも話を聞くことができました。

 

こちらの記事に書いたような

natsumi-no-oheya.hatenablog.com

全く面識がない家にピンポンして、リサーチした話などをして盛り上がり、

沢山の情報を貰って帰ることができました。

 

直接会って話をすることの利点は、

  • その場で資料を貰えること
  • 自分が調べるよりも早く 向こう側から思いも寄らない情報を貰える可能性があること
  • 微妙なニュアンスの違いをその場で解決することができること
  • 信頼関係を構築しやすいこと
  • 良い情報を誰よりも早く即決するチャンスが生まれること

などで、

空家バンクがあることや、

1ヶ月間限定で1泊1人千円で泊まれる体験ハウスがあること、

『会社』という形態で農業をする仕組みがあること

『グループ』という形態で農作業をサポートする仕組みがあること など、

職業訓練校に行かなくても

農業が『すぐ』にお金を貰いながら実地訓練しながら学べるという、

農業が盛んな県ならではのシステムがあることを教えて貰えました。

 

また、家に関しても、不動産屋さんが案内してくれた家の持ち主を知っていて、

交渉次第では『賃貸』という形式で

最初は借りるところから始めるということができるかも知れない 

という話をして頂けました。

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私はお金を持っていないし、借金まである。

話を聞きに行く前日に銀行で住宅ローンについて2時間ほど聞いていたこともあって、

(この時の窓口のおばさんとの会話もぶっ飛んでいて、なかなかの爆笑ものでしたw)

夫のKBの名義であってもお金を借りることができないことも知っていて、

(それ以前にKBは 『借金』の為に働く ということが嫌いなので、

 車であってもローンは絶対に組みたくない と言ってる)

一番現実的な方法として考えると、

最初は借家として交渉して住んで、ゆくゆくは。。。という交渉をしようと思ってはいました。

 

私が言う前に 実際に移住促進サポートの方から、

まさかの『待ってました!』の提案をして貰えるなんて思ってもおらず、

直接現地に出掛けて現地の人と直接会って良かったと思いました。

 

移住体験ツアーのパンフレットを貰って、

観光課に迷いながら到着して、

(迷い込んだ場所がツアーで散策するエリアだったことを後日知るw)

定員10人の枠に滑り込みセーフで申し込みを済ませ、

 初めての現地の人との交流を後にして岐路に着きました。

 

最後までお読み頂いてありがとうございます。

次は 移住体験ツアーです。