移住者なつみんの田舎暮らし

名古屋のベッドタウンから富山県南砺市に移住をした私の田舎暮らしをご紹介します。

南砺移住計画 ~ 移住したいと思った理由 ~

壮大な現在進行形のお話を体験順に少しずつお話します。

お付き合い頂けたら嬉しいです。

はじまり

富山県南砺市に移住したいという熱が出たのは この時でした。

natsumi-no-oheya.hatenablog.com

 

私は生まれてすぐから 3箇所の家でたらい回し的に育てられ、

(父母以外に『パパ』と『ママ』がいることは、不幸だとは思ってなかった)

父親が夜逃げ(たぶん だけど)をしていたので、

小学校4年生から転々と転校をして、

だから、私にとって『家』というものは、

どこに居ても『仮の宿』で、

どこの家に居てもアウェイでしかなく、

それは結婚しても同じで、

1度目も2度目も 夫の家に居候している気分で、

地球上に自分が帰ることができ安心していられる居場所がないまま生きて来ました。

(離婚して一人暮らししていてさえ、『居場所』ではなかった)

 

今の夫のKBと結婚しても『家』という箱は居心地が良い場所とは思えず、

体調が悪くて動けない時だけ家にこもり、

それ以外の日には一日中外を歩き回っている という生活をしていました。

 

2014年のお正月に精神病のお薬を完全断薬してから、

やっと家で過ごしても緊張しなくなり、

家で過ごす時間が増えていって、

やっと家で大好きな検索をしたり、ブログを更新することができるまでになりました。

 

ただ、相変わらず家に対する愛情というものがなく、

やっとできた『ホーム』ではあるものの、

『仮の宿』的な思いは全くなくならず、

KBがいる場所が『ホーム』である という認識しかない状態でした。

 

そんな私が見つけたのが、

高速道路から見た景色と私の中での完璧な理想『あづまだち』の家でした。

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(『あづまだち』って?→http://www.city.nanto.toyama.jp/cms-sypher/www/section/detail.jsp?id=2596

 

この家に住めたら、私はもう何にもいらない。

 

そう思えるくらいの完璧な家でした。

だから、もうそこに住むしかない。

私にはなかった『ふるさと』が やっとでき、

やっと安心安全な居場所が 『ホーム』ができる。

 

絶対に 『この』家に住むんだ。

 

そう決めたのが、この時でした。

 

長くなったので、つづきます。